株式会社小林順蔵商店 / J. Kobayashi Co., Ltd.
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アジアSAKE事情 ~ベトナム・ホーチミン編~

こんにちは!貿易担当のけんじろうです。貿易担当の私ですが、今回はベトナムのSAKE事情についてお届けしたいと思います。

 

ベトナムは東南アジアに位置する社会主義国家です。南北に長いベトナムは、北は中国、西はラオス、南はカンボジアに囲まれています。

主要都市は、北部の首都ハノイ、中部のダナン、南部のホーチミンがあり、その国土の長さ故に気候もそれぞれ違い人々の気質もすこし異なります。

その中でも、今回は経済の中心・ホーチミンについてご紹介します!

 

ホーチミンに着いて、まず感じるのはその暑さ。年間通して25度以上の平均気温を誇るベトナムではスーツのジャケットは着ていられません。年中薄着で歩いているのも納得できます。

 

そんなホーチミンでは今、日本食屋は大ブームで、すでに飽和状態になっていました。大手チェーン店を始め、寿司、焼き肉、うどんなど有りとあらゆる日本食店が街中に見られます。日本人が経営されているものもありますが、現地の方が経営されている本格的な日本食屋もひけを取らないクオリティ!その中でも、唯一少ないのがラーメン屋。なんでもベトナム、特にホーチミンはフォーがあるし、気候が暑いから、ラーメンのような熱々の麺は流行らないんだとか。

 

また、イオンや高島屋など日系企業もベトナムに進出しており、日本というブランド力の高さを実感しました。もちろん、こういったところでも日本酒は外国食材コーナーとアルコールコーナーの2箇所で陳列されていました。人気は抹茶のお酒など和を感じるもの、もしくはナショナルブランドのお酒だそうです。

 

食文化に関して言えば、現地の方とお話をしている中でちょくちょく話に出てくるのが健康の話。食事には必ずハーブが付いてきて、胃の消化を助けるために食べるそうです。そのため、ベトナムで健康的なイメージのついた日本の梅酒は女性を中心に一定の人気があるそうです。

 

酒飲文化がまたベトナムは独特。健康に気を使うわりには男性はガバガバ飲みます。一番人気は35度前後のウォッカだそうです。地元の飲食店では、テーブルにショットグラスが設置されていることがしばしばで、乾杯の掛け声とともに一気飲み。これを何回も繰り返すそうです。もちろん、酒で倒れる人も出てきますが、そんな人は“男じゃない!”と放置されてしまうんだそうです。

 

こんな飲み方のベトナムでは、少し強めの日本酒の方が合っているんじゃないかと思います。ベトナム人の飲み方に合わせた商品開発が求められている気がしますね。

 

少しは参考になりましたか?

次回は、ハノイ編をお送りいたします。

 

 

下記よりFacebookでもご覧いただけます。

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