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マーケティング

2017/05/01

ヨーロッパSAKE事情 ~スイス編②~

どうもこんにちは、営業担当のゆうたろうです。
今回は前回の続編ということで、またまたスイス連邦のSAKE事情をお伝えしたいと思います。

前回は、スイスの一般的なアルコール事情をお伝えさせていただきました。今回は、その中でも日本酒に関して少し話したいと思います。

スイスにおける日本酒の存在感というのは、近年で確実に大きくなってきていると思います。
これはやはり、2013年に和食が世界遺産と認定されたことにも大きな影響を受けており、それはスイス国内における和食レストランの増加がそれを物語っているように感じます。
今では、スイス一の大都市チューリッヒにおいても、日本人系の和食レストランはもちろんのこと、現地系フュージョン和食レストランも多く見る事が出来ます。

また、和食(特に寿司)のファストフードチェーンも全国展開しているので、ランチ時になるとビジネスマンが箸を使って寿司を食べている姿を見かけます。もちろん、ディナーの時間になると居酒屋感覚でSAKEを片手にディナーを楽しむ人々も多いです。

もともとスイスはヨーロッパのど真ん中に位置しながら、EUに属していないということで日本酒は周辺国と比べるとあまり入ってきてはいませんでした。しかし、現地在住の日本人やスイス人によるディストリビューターは少ないながらも存在していました。

我々は、2014年に創業したチューリヒに拠点を置く「Shizuku」というディストリビューターと共にスイス国内でのSAKEの普及をお手伝いしております。Shizukuの代表はMarc Nydegger氏という方で、日本にも何度か留学経験をお持ちのスイス人です。

彼は、SAKEの美味しさはもちろんのこと、その製造をしている酒蔵の想いやストーリーも一緒に伝えることで、日本酒のファンを一人でも広めようと活動をされています。今では、自身の小売店舗もお持ちで、月に一回程度のペースで現地の方に日本酒のレクチャーを行っています。

彼によると、スイス人はその周辺国の影響からワイン文化が非常に盛んなため、どのような酒が美味しいのか、そしてどの様に飲まれるとさらにおいしいか、などに関しては確かな舌を持っているそうです。ですので、一回一回のイベントやレクチャーでは、彼自身が前に立ち丁寧に一つ一つの商品、酒蔵を参加者に説明するそうです、時には、参加者からの質問が多すぎてイベントの時間をオーバーしてしまうほどだそう。

そういった彼の地道な活動の成果か、評判が評判を呼び、今ではチューリヒを中心に欧米系のレストランの多くにSAKEを下すことができているようです。新聞や雑誌、ラジオなどのメディアにも取り上げられており、最近では彼の店や名前をメディアで見ない月はないほどだそうです。

そんなチューリヒには、SAKEを扱う店が年々増加していますが、今回私が訪れた店の一つをご紹介します。

その店の名前は「Ginger Sake Bar」です。この店は、チューリヒで初めての本格的な酒バーで、系列のレストラン「Ginger」の隣に併設されています。まず店内に入ると、こじんまりとしたスペースに存在感のあるバーカウンターが設置されており、その背後には酒瓶や酒樽が所狭しと陳列されています。
壁に掛けられている絵や装飾は、実際にマネジャーの方が日本へ行き、蚤の市で直接購買されたものだそうです。オリエンタルとモダンの融合した非常に居心地の良いバーです。

私は一杯目には「Ginger Sake Bar」オリジナルのSAKEカクテルをオーダーしました。それは日本酒に、オレンジピールとジンが入った非常にさっぱりとしたカクテルでした。

もちろんSAKEも数多く取り揃えており、イケメンのバーテンダーが一升瓶から注いでくれます。料理に関しても併設された和食レストランからオーダーできるため、食事に関しても非常に満足のできるものでした。ヨーロッパ旅行の間に、和食・日本酒が恋しくなったらぜひお立ち寄りください。

以上、スイスのSAKE事情でした。

 

 

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株式会社小林順蔵商店さんの投稿 2017年5月1日